2016/10/04

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第13話、そして……

 「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」は遂に完結。最終話はhashiと一緒に盛り上がった。で、ラストのシーンで「続編作る気まんまんだなー」としゃべってたら、ズバリの告知。やったぜ!

 ということで、非常に満足したまま終われた。そのせいで、ブログの更新は遅れてしまった。あまりにきれいな大団円に満足し過ぎて、もう何も書かなくていいような気がしたのだ。
 とはいえ、このまま放置すると、傍目には最終回に不満があったかのように映るので、とりあえず表明しておく。最高だったぜ!

 ちなみにderorenが当ブログでこうした番組感想を書いたのは初めてだが、そもそも連続モノを真面目に見たこと自体が久しぶりだった。
 tomopeeにつき合う形で、ここ数年はアニメや特撮を細々と見ていた。仮面ライダーは、ブラックで止まっていたのだが、ウィザード以降は一通り見ているし、妖怪ウォッチすらチェックしている。
 とはいえ、正直言ってそれらはどうしても見たいものではなかった。たぶん最後に真面目に見たのは「NHKにようこそ」だったはず。
 一方で武侠ドラマもご無沙汰。「笑傲江湖」はともかく、台湾が絡んだ「鹿鼎記」も積極的には見なかった。そして、我が家のテレビがデジタルになった時、スカパーの契約を切って現在に至る。
 番組の感想を複数回書いた記憶は、栗塚旭の「風」あたりまで遡るかも知れない(その時のサイトはもう存在しない)。

 そういえば、時代活劇「風」の新十郎も、一応は大怪盗という設定だったな。実は怪盗に縁があるのかも。
 知らない人向けに書いておくと、「風」は1967年放送の時代劇で、スカパー放送時には「ルパン三世」みたいな活劇という触れ込みだった。
 実際、最初の数話に関しては、怪盗の風の新十郎、味方になったり裏切ったりの忍者かがり、新十郎を付け狙う同心の左近という感じで、そういう雰囲気があった(ちなみに「ルパン三世」連載開始は、「風」第1話の二ヶ月前であり、時代劇の撮影期間を考えれば、直接の影響はなかったと思われる)。
 ただし「風」の魅力はルパンっぽさではない。後半は新十郎と左近の友情がメインで、その辺が凜雪鴉と殤不患の関係にちょっと似ているような気もする。

 さぁて、2期はどうなるだろう。
 二人が二人とも、あり得ないほど強いことが判明してしまったので、やはり魔神に活躍してもらうしかなさそう。
 そもそも、蔑天骸を倒して魔神を封じたコンビとして有名になっているかどうかも問題だ。目撃者の中に、口の軽そうな丹翡もいるわけだし、有名人となった不患が狙われる展開はあるかも。
 まぁしかし、さすがに丹翡も反省はするか。

 鬼歿之地を越える道中モノなら、西遊記みたいなノリで作れそうだ。
 まぁどっちにせよ、あの二人の漫才が見れれば十分だ。早く進めてほしいゾ。

2016/09/24

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第12話

 ネタバレはなし!
 グロくて格好良くて最高だぜ。








 というか、不患の刀の件は半分当たったということでよろしいだろうか。
 最終話の予想は書かないでおこう。もはや書く価値はあるまい。

2016/09/17

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第11話

 もはやネタバレなしに何かを書くことは難しい。







※以下はネタバレ




 殤不患の演技の素晴らしさに笑う。というか、別の意味でハラハラした。まさか蔑天骸ともあろう者が、あれで信じるわけないよな、信じていたらどうしよう、という感じで。
 まぁその辺は予想通りの展開なので、特にコメントはない。




 と、ネタバレ度の薄いことを先に書いて文字数をかせいでおく。ブログ村の画面を見たら、空白無視で一定の字数が見せていたので……。
 で、蔑天骸が親切に教えてくれた天刑劍の逸話。その際の不患の台詞から見て、不患も魔神に関して何らかの知識があることは分かる。いや、鬼歿之地を越えて来たのなら、無知であろうはずはないか。
 あとは、不患の剣の問題。蔑天骸が、現段階で刀及びその持ち主を評価できていない。その一方で雪鴉は「恐ろしい」刀と見立てている。普段は木刀の音を響かせる(あの刀が軽いことは何度も示されている)が、これという時には金属に変化する霊剣であろう。
 神誨魔械の一つなのでは、と推測してみる。ちなみにderorenの予測はほとんど当たっていないゾ。

 後半は捲殘雲と丹翡の成長物語。右目と引き換えに誇りを失った(恐らく)兄貴と、同じ身体になって誇りを守ろうとする元弟分と、コントラストが素晴らしい。
 正直、現時点では力量にかなりの差があるわけで、その辺のさらなる成長物語が続けばいいなぁ、と思う。要するに第二期に期待したい。

 対して、殺せなかった兄貴と妖魔のコンビは、雲行きが怪しい。
 妖荼黎が復活するならば、刑亥はそこでやられそう。兄貴はどうなるやら。まさか、あの「おっかねぇお姉ちゃん」がいたりしないよな(台本によれば「瀕死」だとか)。

 次回でようやく殤不患の念白が聞けそうだ。残り2回しかないのだから、流れてもらわなければ困るが。
 「おくつろぎを」が二度もオンエアされた凋命も、どうやら戦うようだ。文官というわけではなく、一応は彼がナンバー2なのね。
 まぁ凋命が生き残る確率は千に一つぐらいだろうが、宗主様はその死に様を目撃するのか、それともさっさと鍛劍祠に行ってしまうのか。目撃すれば、不患がどんな男か分かるだろうから、その辺は気になる。

 凜雪鴉の最後の策も楽しみ。既に鍛劍祠に着いているだろうし、何かしらの罠は仕掛けているはず。その策が裏目に出て、魔神復活なんて話になったら嫌だなぁ。
 というか、魔神と蔑天骸は一体化するのでは、と根拠のない予測をしておく。

2016/09/10

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第10話

 この話を見たら、残り3話。しかし先が読めない展開だ。




※以下はネタバレ
















 凜雪鴉と殤不患はあっさり協力。まぁそうだろうとは思ったけど、先週ラストのうなり声は何だったんだよ。今さらあんな詐欺をかまされるとは。
 無生のシーンはファン向けサービスシーンと言えなくもない。確かに、あれで不患が忍びこめたことの説明もつくし。

 頭巾で化けるのは笑ったぜ。これで、メイキング(本編前の0話)に出ていた人形の正体が分かった。
 ただし、雪鴉が不患を真似るのはともかく、逆はどう考えても無理だと思うのだが。どうなることやら。

 もう一つの問題は、捲殘雲だ。
 兄貴に幻滅して縁を切り、惚れた女を助けに来たというのは分かりやすい。しかし、笛なしで下りる算段を、彼独りしか知らないならば、次回予告にあの二人はいないだろう。
 考えられるのは、捲殘雲が兄貴の命で丹翡を騙しているか、捲殘雲の行動を二人に察知されているか、そのいずれかだろう。兄貴に従うふりをしつつ丹翡を救う、という可能性もあるか。

 で、不患の刀はなんなのさ。

2016/09/05

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第9話

 大きく話が動いた第9話。全編名台詞。そして………。




※以下はネタバレ













 無生が……。
 これ以上ない最期だったと言えるが、やはり残念。
 負けると分かったから負けてみたいという論理は、tomopeeには分かるような分からないような。いや、いずれにせよ共感はできないけど、「剣の道は必然の探求」がぶれなければ、そうなるしかない。案外、息子もその辺を感じとるのでは、と(親バカ気味に)期待。
 そもそも、無生の格好良さは、あの理解しがたい矜恃込みだったはずだし。

 対して株を下げたと評判の狩兄だが、彼の台詞があってこそ、無生の行動が際立つわけで、むげに非難はしたくない。あの身もふたもない言葉は、一見格好良く見える江湖のアウトローの真相。「正派」が覇者を巡って醜く争う『笑傲江湖』そのものだ。
 あちらの人々が狩兄を不羣呼ばわりするのも、ある意味の栄誉であろう。

 というか、本当に不羣である可能性も、まだ残っている。
 今回のような危険なパーティに、金銭で誘われたって普通は断わるはず。最後に出し抜いて剣を手に入れ、真の最強剣士になるような結末だってアリだな。そこまでやってこその偽君子というものだ。

 まぁ、あの狩兄の述懐は、真の英雄好漢になれなかった自分に対する悔恨である可能性もある。その場合、なれなかった真の英雄好漢になろうとする局面はありそう。
 盗みの対象が覇者の気風である以上、狩兄も単なるこそ泥の協力者ではないのよね。

 とりあえず次回が待ち遠しい。
 絶対的剣信奉者と、剣は道具に過ぎない派が対決する。その上で、まずは元鬼鳥と不患の関係がどう変わるか見物だ。

2016/08/31

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第8話まで

 一家で観賞中の「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」。hashiおよびtomopeeの一番人気は殺無生。幼児が最も憧れてほしくない職業の人だぜ。
 まぁ仮面ライダーにしても、実質は似たようなものだから(最近は神になったり幽霊になったりロクな目に遭わない)、深刻に考えるようなことではないのかも知れない。無生は、人殺し以外は好人物なわけで(ツッコミ無用)。


※以下はネタバレ妄想。読む価値はない。


















 鬼鳥の素性は予想通り。というか、蔑天骸や刑亥や無生が既に散々口にしていたわけで、あくまで不患と丹翡(ついでにケンちゃん)が知らなかっただけだ。
 「掠風竊塵」から泥棒以外の何かを想定するのは難しい。
 唯一はっきりしたのは、不患は凜雪鴉に用があって東幽に渡ったわけではない、ということか。まぁ無生に「聞いたことは?」と尋ねられた時点でほぼ確定していたが。

 掠風竊塵がどのような怪盗なのかは、次回以降明らかになろう。
 まず、狩雲霄が仲間に加わった理由。彼は怨恨なしに、しかも怪盗と知っていながら助力している。ここ3回、狩雲霄が不患を疑う場面が続いているのは、彼自身に対する疑念から目をそらさせるためだろう。
 この点は、次回にも語られるのでは。少なくとも、ケンちゃんが疑問に思うはずだし。

 掠風竊塵の過去の仕事に関しては、まぁその辺で語られるとして、問題は今回の任務である。
 まず、彼は不患と丹翡を裏切ったわけではないだろう。二人を戦わせた理由は、彼が言う通りだし、丹翡の意識をもうろうとさせて捕えさせたのも、やはり丹翡を助けるためと解釈できる。
 不患がついていれば、牢屋からの脱出はできるし、魑翼の扱い方も教えたので逃げられるだろう。

 まぁ掠風竊塵は、ある程度は計算しつつ、出たとこ勝負でやっている感じ(その辺はルパン三世に似ているといえば似ている)。
 7話で不患を試した際は、本気を出さないメンバーに同調しつつ、不患が腹を立てて単独行動に出ることを予測したはずだ(まさしく無策無謀がならわしの男だと、視聴者も承知している)。
 その時点で魑翼を手に入れる確信があったかは分からないが、あそこで別行動をとれば、無生との約束は反故になる。先に書いたような丹翡の保護も、無生らが同行していれば却って困難になろう。

 いずれにせよ、今度は蔑天骸も「仲間」に加えて、ひとまず山を下りるはず。そうして鍛劍祠に着いて何をするのか。不患の役目はここでの、にわかには引き受けがたい何かだろう。
 ここ数回の雰囲気で、登場人物はあまり死なないような気がしてきたので、「自分を斬れ」的な役目ではなさそう。素直に考えれば、天刑劍を折ることだろうが……。


 もう一つ、不患の素性も少しは見えてきたような気がする。
 地下牢にいた経験あり、剣に迷った経験あり。そして「俺が選んで俺が斬る」と言う台詞は、かつてそうではなかったことを意味していよう。となると、たとえば王に雇われた暗殺者みたいな像が浮かぶ。
 鬼歿之地を越えるのは、そうした過去の自分に対する擬死再生儀礼なのかも。
 まぁ魔方陣からはじき出されたことによる「実は死人」説も、現時点で否定するだけの根拠はない。私はそうは思わないが。

 不患の実力論議も面白い。狩雲霄、刑亥と無生の会話は噛み合っていない。少なくとも無生は、不患が戦いに消極的なのを知っているし、もっと言えば不患も手抜きをしていたと認識していよう(二人が手抜きをしていたことは、不患も知っていたはず)。
 まぁその辺の「俺は知ってるぜ」ニュアンスが、無生の「不患」呼びだったのでは。その腕を評価しない相手を下の名で呼びはしないだろう。

 そんなこんなで、くだらない妄想がはかどる快作なのでみんな見ようぜ。
 念白の、中学生漢文って感じのノリと言い、良い意味でガキ臭い世界だ。誰が一番強いだろうなんて、恥ずかしい議論ができる。現時点で一番強そうなヤツにちゃんと目をつける、我が5歳の息子もほめておきたい。

2016/08/06

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第5話まで

 日台合作の「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」は、早くも5話まで放送。残り8話しかない。
 毎回、実質24分ほどがあっという間に過ぎる。あの緊張感は、アニメでは出ない気がする。明らかにアニメ寄りのキャラであっても、実写の画面で対峙しているという点が大きいのかも知れない。
 動画サイトでだいたい扱っているので、今からでも見てほしいものだ。



※ネタバレ















 5話の見所はサシで呑む場面に尽きる。よくよく考えれば無茶苦茶な内容を自信たっぷりに語る殺無生は、一方で殤不患に関する重大な情報を聞き出している。
 とりあえず斬るが信条の殺無生が、「生前」の殤不患に出自を問うのは、もちろん彼を好敵手と認めたからだし、それまではぐらかしていた不患が答えたのも同様。その後の経過も含めて、名場面だった。

 殤不患が西幽の出身であることを知る者は、現時点で恐らく二人。鬼鳥は少なくとも感づいていようし、事前に知っていた可能性も(現時点では)否定できない。
 その上で、本日時点での最大の謎は、その鬼鳥が殤不患に求める役目ということになる。あの言い方からして、通常ならば殤不患が必ず断わるようなことだろう。ただし、いざその場面になれば、引き受けると確信していることも間違いない。

 すぐに思いつく役目、つまり「蔑天骸を倒す」は、たぶん違う。そんなことを秘密にする意味はない。
 天刑剣の使用に関する役目というのは、ありうる。少なくとも、鬼鳥が丹翡のために動いているわけではないことは確実だろう。ただし現時点では情報が少なすぎて、それ以上は推測しようがないが。
 ちなみに、蔑天骸も天刑剣の本当の価値を知っているはず。刀剣コレクターというのは、所詮は目眩ましの情報と思われる。玄鬼宗は頭と配下との力量の差がありすぎるので、配下に真意は伝わっていないだろう。

 もう一つは、誰かの殺害。丹翡の殺害は、殤不患が受けるとは思えないのでナシ。ありうるのは鬼鳥自身の殺害依頼か。
 もちろんその場合は、鬼鳥が殺されなければならないという理由が、明確に説明される必要がある。現時点では全く説明不可能だが、今後の展開次第ではゼロではあるまい。

 あとは殤不患の旅の目的が、どのように明らかになっていくかであろう。急いでいたはずの彼が、鬼鳥につき合っているのは、単なる「義理」からなのだろうか。
 まぁ、そんな妄想も楽しいので早く第6話が見たいゾ。ただし、お盆の帰省のために、リアルタイムで見れない……。